Lexus-Aの時代 2015 4 4

 「Lexus-A」とは、「League of Ex US Allies」の略であり、
日本語にすると、「元アメリカ同盟国連盟」です。
サウジアラビア、トルコ、イスラエル、日本、さらに英国がメンバーらしい。

2015年4月4日の読売新聞には、このような記事があります。
 オバマ大統領は、就任当初から、
イランを「地域大国」と評価し、
核問題を解決すれば、
協力関係を築けるとの考えを示してきた。
(引用、以上)
 こうした政策は、日本人にとっては、
北朝鮮に関する合意を連想させます。
 1994年、北朝鮮の核開発疑惑に関し、
アメリカと北朝鮮が「枠組み合意」に調印し、
北朝鮮が黒鉛減速炉の建設・運転を凍結し、
代わりに米国が軽水炉建設を支援、
完成まで年間50万トンの重油を供給するという「あの悪名高い合意」のことです。
 結局、北朝鮮は、どうなったのか。
3回目の核実験を成功させて、事実上の核兵器保有国になりました。
 結果的に、北朝鮮は、二つのものを手に入れたのです。
それは、経済援助と核兵器開発です。
 イランも「北朝鮮方式」を目指しているでしょう。
当然、サウジアラビアも、それを認識していますので、
サウジアラビアの名誉にかけても「座して死ぬ」ことはなく、
強力な対抗策を講じるでしょう。
 なぜ、オバマ政権は、中東で迷走を続けるのか。
それは、オバマ政権が「宗教」に疎いことです。
 中東においては、国単位で考えるのではなく、
宗教や宗派を考えるべきです。
中東における最大の影響力は、「宗教」です。
 極端なことを言えば、中東においては、
「宗教があって、国家なし」という状態です。
 しかしながら、オバマ政権は、
中東を国単位で考えていますので、
結果的に「中東の混乱」を加速させています。

幻の東京オリンピック 2014 7 26
 2017年8月11日、北朝鮮から発射された、
20キロトンの核ミサイルが、
赤坂にある全日空ホテルの上空600mで爆発した。
 国民保護警報が鳴り始めてから、わずか1分後だった。
車で移動中の首相も防衛大臣も即死だった。
連絡が取れたのは、環境大臣だけだった。
 東京都民の余命は、オリンピック招致に成功してから、たったの4年だった。
あの感動から4年後、未来は、突然、途絶えてしまった。
 最高高度300kmから放物線を描いて落下する核弾頭を含む再突入体は、
速度をぐんぐんと増し、音速の8倍となって大気圏に突入してきた。
 市谷にいた部隊は、天空から高速で落下してくる10個の再突入体へ向けて、
16発の迎撃ミサイルを、次々に発射した。
 しかし、もととも個々の命中率が10%以下と低い上に、
敵の弾道ミサイルが近距離から発射されているために、
迎撃の時間が極端に限られていること、
さらに多数のおとりの再突入体のために、
自衛隊の迎撃は失敗に終わった。
(参考文献 「東京に弾道ミサイル」  高田 純)
 「こんな形で、遷都が実現してしまうとは、悲しい」
大阪都知事の橋爪悟は、嘆く。
「僕の夢は、東京都と競うことだったのに」
 ニュースでは、東京23区があった地域は、
強い放射線のため、50年間立ち入り禁止となったと伝えている。
 さて、こんな未来が待ち受けているとしたら、
あなたは、どうしますか。
 東京オリンピックは、2020年開催です。
しかし、それまでには、確実に、
北朝鮮は、核弾頭ミサイルを完成させるでしょう。
 アメリカに助けてもらいますか。
しかし、アメリカまで届く核弾頭ミサイルを北朝鮮が完成させると、
つまり、大陸間弾頭ミサイルが完成してしまうと、
アメリカは、参戦を躊躇するでしょう。
 世界において、核拡散が進めば進むほど、
アメリカは、一国平和主義になっていくでしょう。
 今のところ、北朝鮮は、平静心を保っていますが、
いつまで、その平静心が続くか、誰も予想できないでしょう。
理性が狂気に変わる時。










































































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